2005年12月26日()  幻のタマ○ーキット探索ツーリング New!

 数年前カートって面白そうだなぁー、なんて思った時期がありまして、いろいろと近場にサーキット場はないのかな?と探していました。その時、たまたま地図を見ていて、よみうりランドの横に「タマ○ーキット」という文字を発見しました。おお!こんな近場にサーキット場があったのかと思い、いろいろと調べてみたのですが、多摩サーキットの情報はなかなか見つかりませんでした。おかしいなーと思いつつも、さらに調べていくと、どうやらタマ○ーキットはもうずいぶんと前に(おそらく何十年も前)閉鎖されてしまったようでした。いろいろ調べた結果、タマ○ーキットは、日本発のサーキットとして、ホンダの創設者である本田宗一郎らも参加した、第一回全日本自動車競走大会が開催された、多摩川沿いの野球跡地を利用して作られた「多摩川スピードウェイ」同年代のサーキットなんじゃないかな?と勝手に思いました(爆)。(←本当に全然情報がないから想像です)。まあそんなこともあり、とっても興味があったので、先日タマ○ーキットを探しにカブでツーリングに行ってきました。事前の調べでは、どうやらタマ○ーキットよみうりランドが管理をしていて、完全立ち入り禁止(というか入り口が門で閉められている)のようでした。それでも、近くまで行けば何か分かるのではないかと思いトコトコ町田を出発しました。まずは、町田リス園を通過して薬師池公園のちょい上にある七国山に少し立ち寄りました鎌倉街道から地元の人しか知らないであろう道に入ると、すぐにこんなところに出ます。いやー懐かしいですね。昔よくここを通っていましたよ、本当はもっと奥まで散策したかったのですが・・・今日の目的はあくまで、タマ○ーキット!ということで、すぐに引き返しました。  

七国山内部

 

こんな道を通る

 

少し入っただけで辺りは一変

 七国山を後にした後は、ひたすら鎌倉街道よみうりランドに向かって走りました。この鎌倉街道いつも渋滞で車では走りたくない道なのですが、今日はカブなのでスイスイです。なんていうか、亀がウサギに勝つって気持になりますね!順調によみうりランドに到着して、よみうりランドを過ぎた、地図では確かヘアピンのカーブの頂点のところで左に入っていく道があるので、そこがタマ○ーキットに続く道ということなので探していると・・・ありました!!しかも、タマ○ーキットのありかの目印でもある、「日本山妙法寺」の案内板が立っているじゃないですか!!興奮気味にその道を登っていくと、すぐに妙法寺に着きました。そこから少し先に行くと、ありました・・・このゲートの先がタマ○ーキットへと続いているはずですが・・・やはり道は固く封鎖されています・・・。残念です。しかしよく見るとこのゲートの左側にゴルフ場に沿って道が続いています。地図で確認してみると、どうやらタマ○ーキットの周囲を走っている道のようですが・・・ここは立ち入り禁止なのか?・・・でもなんかフツーに入れるようだしなー。でも、完璧なオフロードなので少しだけ入ってみました!!(←自己責任でお願いしますよ)進んでみると、周りはうっそうとした森で、周りを見渡すも、サーキットらしき痕跡は見る影もありません。もともとタマ○ーキットはオフロードのサーキットだったらしいので、おそらくもうサーキットは森にのまれて、もうほとんどが森にかえっていることでしょうね。残念です。  

ヘアピンカーブからの入り口

 

妙法寺到着

 

タマ○ーキットへ続くゲート

 しょうがなくもと来た道を戻って妙法寺の上まで行ってみました。すると、タマ○ーキットと思われる方向からエンジンの音が聞こえてくるではないですか!ん?どういうことだ?まさかどこかにタマ○ーキットへと入り込める秘密の道でもあるというのか!?と疑問しながらも確かにエンジン音が森の中から聞こえてきます。まあ、でもこれ以上私にはどうすることもできないので下まで戻ろうと思って歩いていくと、前から妙法寺の関係者という人がでやってきました。「こんにちは」とあいさつをすると、「何かご用ですか?」と聞かれたので、「タマ○ーキットを探しに来たのですが、やっぱり下の道は封鎖されているんですね」と答えました。すると、「タマ○ーキットなら○○(←自主規制)から入れるよ」と衝撃の一言!!「えー!!」私は思わず「本当ですか!!」と聞き返しました。おじさん言わく、悪さをしないのであれば立ち入り禁止にはなっているけど少しぐらい入ってもいいんでないとのこと・・・。でも最近は放火エアガンをやる人がいるので、人が巡回しているとのことでした。私は教えてもらった道を入っていき、林道をなんとかカブで入っていくと・・・ありました!!もうサーキットの道なのかも分かりずらいですが、確かに道のようにはなっていますし、タマ○ーキットの一部だと思われます。ただやはりもうサーキットは森にのまれてしまって、サーキットだと知って行かなければ全く気が付かないことでしょう・・・。もっといろいろ散策をしてみたかったのですが、やはり立ち入り禁止場所なので、どうどうと歩くことはできませんので、本当に一部の一部を見てすぐにもと来た道を戻っていきました。ただ、今回は本当にタマ○ーキットはあったということを確認できてともてうれしい気持ちになりました。もしかしたら、この森のどこかにスタート位置の何か建物観客席らしき痕跡があるのかも知れませんが、それはです。   

妙法寺の上の方

 

こんなのもありました

タマ○ーキット内部

 

タマ○ーキットの一部

 それからヘアピンカーブの入り口まで戻ってきて、もと来た道を帰りました。ちなみにそのヘアピンを登りきったところからはこんな景色が見えました。これなら、そこそこの夜景も見えそうな気がします。それともう一つ、そこには「丘の湯」というスーパー銭湯がありました。温泉ではないものの種類豊富な風呂があるらしいので、今度一回入ってみようかと思います。いい眺めが見えるらしいですし。今回のツーリングは、なんというか歴史の一部に触れたような気持ちでいっぱいになったいいツーリングでした。    

例のヘアピンカーブ

 

タマ○ーキットへ続く道

 

ヘアピンカーブの上からの眺め

丘の湯

 

よみうりランド

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