2006年1月12日()  小野路城跡散策ツーリング 

 少し前に新聞で町田市の小野路町に残っている都内では最古のものの一つである小野路城跡の記事を見て以来、ちょっと見てみたくなっていたので散策ツーリングに行ってきました。まずは「小野神社」というところを目指して芝溝街道を進み並木という信号を左折して野津田公園方向へ走っていきました。小野神社へ行く途中の道は長ーい上り坂カブには少し大変でしたが、途中でこんな標識を見つけました。動物注意という標識でタヌキの絵が描いてあります、まだこの辺にはタヌキが出るのか?と、こんな標識があることに少し驚きました。 

長い上り坂

 

標識

 その後なんなく小野神社に到着したので、中を少し歩いて見た後、改めて地図を確認して次の目印である「万松寺」への道を探しました。すると小野神社の横の道からどうやら万松寺の裏を通っていっきに小野路城跡のある道に出られるらしいので、取り合えずこんな道を入っていきました。するとみるみる道はこんな感じになっていってしまい、さすがにこれ以上カブでは無理だなぁと感じたので、しょうがなく道を戻り順当どおりに万松寺まで行きました。   

小野神社

 

こんな横道

 

道の奥

 するとすぐに万松寺に着いたので万松寺の中に入っていってみると、中庭などが綺麗にされていて下に敷いてある石も綺麗に模様付けがされていました。また、中には結構大きな「カヤの木」というものも立っていました。この万松寺の下の道にはこんな案内板が立っていて小野路の周辺の様子が紹介されていました。案内ではこの道を左に曲がって迂回して行かないと小野路城跡には行けないと書いてありましたが、地図を見るとこのまま直進しても小野路城跡の近くの道に出られるらしいので、少し歩いて行ってみました。  

万松寺

 

万松寺の中庭

 

カヤの木

 辺りはこんな感じ田畑が広がり、小さな水路などもあり自然が広がっています。それもそのはずで、この周辺は「図師小野路歴史環境保全地域」に指定されており、しっかりと東京都によって管理されているのでした(→その案内板)。  

辺りの感じ

 

田んぼ

 

水路

 で、結局直進した道では行けそうもなかったので迂回した道から小野路城跡へ向かいました。するとまずは、「乗越八幡跡」という場所に着きました。少し中に入ってはみましたが、どこがどうなっているのか全然分からなかったので、すぐに後にしました。そこから少し走っていくと道の脇に案内板を見つけたので見てみると、「小野路城跡」と書いてあったので、お!ここか!とようやく発見することができました。どうやら案内板によるとこの道から少し丘のようになっているところを登ると、そこが小野路城の本丸跡らしいので登っていきました。なんなくと頂上に着くと、そこには祠(ほこら)と鳥居がありましたが他にはこんな感じで何もなく少し広い空間が広がっていました。一応、城のあった痕跡はないのかな?と思って土台基礎の石などがないか探しましたが何一つありませんでした。なんか、これが城跡だと言われても、これでは信じることができませんね。まあ、でもこんなものなのかなー?と少しガッカリしました。  

乗越八幡跡案内板

 

小野路城跡案内板

 

小野路城本丸跡

 また、この本丸跡の下の方の道を少し進むと「小町井戸」というところがあり、ほんの少し水が流れ出ていました。ここは、「小野小町」が目の病気にかかった時この水で目を洗ったところ病が全快したというものらしいです。  

下の道

 

小町井戸案内板

 

小町井戸

 探索ツーリングを終えて自宅に帰ってから城跡のことを少し調べてみたところ、どうやら関東だけでもかなりの数の城跡があることがわかりました。しかし、どこもこの小野路城跡のような感じでお城の面影や周囲の感じなどが残っていないものはほとんどないようでした。でも教科書で読んだことのあるような歴史の一部にふれられたと想像するとなんだかわくわくしてしまいますね。

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